2020年遺族の活動


今年から、三ケ日青年の家がこの行事を引き継いでくれます。

 

昨年までは近所の公園で、同級生を中心に開催していました。同級生も社会人の年齢になり、この行事を10年を区切りに見直そうと思っていました。そんな折、三ケ日青年の家から「菜の花キャンド」引き継ぎの提案を受け、今年から、事故現場の静岡県立三ケ日青年の家が主催してくれることとなりました。

 

同級生においては、日時の迫った連絡にもかかわらず、集まってくれました。

 

事故から10年半、私たちは決して忘れない。

 

同級生や学校や県教委、報道や地域の方、みんな同じ思いで集まりました。

 

新しい命もありました。未来へのメッセージもありました。温かい歌もありました。とてもいい時間でした。

 

西野友章


 今回で3回目となる今年の教員研修会は、各小中学校の3年目および希望する教職員の合わせて約150名が参加しました。

 

 今年は、大人数の参加とウィルス感染症予防が重なり、コンサートホールでの開催となりました。大きな会場ということもあり、昨年までのグループ討議は行わず、学校管理下での事故事例をより深く考える時間を増やしました。

 

 事例がいかされないまま、繰り返される学校事故の現状に触れ、かけがえのない事例を知って、いかして、未然に防ぐことを、現場の先生方といっしょに考えました。

 

 学校安全について、日々子どもたちと接している先生方との意見交換は、勉強にもなり、励みにもなりました。

 

 この研修会を続けることは、花菜の事故の風化防止や教訓をいかすことに、大きな役割を果たしていると思います。

 

 この教員研修会が、事故を知り、問題点を話し合い、生徒の命を守る行動につながればと思います。

 

 今回は、動画収録されているとのことで、上部にダイジェスト版を投稿します。

 

西野友章


2020年6月18日 豊橋市立章南中学校で講演しました。

 

10年経った今年の6月18日、花菜の母校の豊橋市立章南中学校で、講演を行いました。「事例から学ぶ学校事故の予防について」というテーマで、教員の方々と学校事故を起こさない行動についていっしょに考える時間となりました。併せて、花菜の親友だった平松明華さんが全校生徒に向けて講演した。また、事故現場の三ケ日青年の家では、安全訓練や追悼行事が行われました。多くの報道もいただきました。下記に紹介いたします。

<豊橋市立章南中学校 講演録より>

 

花菜に会えなくなって今日で10年が経ちます。今日という日は私にとっては正直特別に辛い日で、妻も同じ思いだと思いますが、あの日章南中に呼ばれて、浜名湖に向かって、病院で花菜の死を告げられて、と鮮明に覚えていて、あれから10年経って、この618日に花菜がいた学校で、先生方に事故の話ができるまでに、自分がよく立ち直ったなぁという正直な思いで、今日はお話させていただきました。

 

一方、今こうやって、ここでお話できるようになったのは、今まで、事故から様々な人と出会い、みんなが支えてくれたおかげで、本当に感謝でいっぱいです。

 

今日はここにいらっしゃる方は、初めてお会いする方が多いのですけども、

 

その支えてくれた気持ちに答える意味でも、子どもたちの命を守るために、大人たちが何をしなければならないのか、教員として何を学ばないといけないのか、子どもの安全をきっちり考える社会になってほしいという願いを込めて、私が経験した言葉でこれからも伝えていこうと思います。

 

2020年6月18日 西野友章