2016年11月8日 豊橋市教委に審査会議決書を手渡し、改めて風化と再発の防止を約束させる

お願い

豊橋市教育委員会

山西教育長様

     平成28年11月8日

西野友章

西野光美

平成28年10月6日付で静岡検察審査会から発行された議決書のお受け取りをお願いいたします。豊橋市教育委員会におかれましては、日ごろから子供たちの安全確保に取り組んでいることと思いますが、さらに、この議決書の内容を踏まえ、平成22年6月に起きた浜名湖カッターボート事故の風化防止と事故から得た教訓を生かすための活動を進めていただきたく、お願い申し上げます。

 

 被疑者水野克昭(元豊橋市立章南中学校校長)の不起訴処分の当否に関し、静岡検察審査会が、平成28年10月6日付けで、不起訴処分は不当であると議決いたしました。その理由として、「被疑者は中学校の最高責任者として引率したものであり、安全を確保すべき具体的な義務を負うものである。」としています。また、「未来ある1人の生徒の大切な生命を奪った痛ましい事故であり、中学校の最高責任者である被疑者の責任は重大なものである。」としています。

 

 

豊橋市教育委員会におかれましては、この検察審査会の判断が国民の過半数の声だという認識を強く持って、検察庁の再捜査の結果にかかわらず、安全確保の義務を各学校に周知させると共に、子どもたちの生命を守る活動に取り組んだいただきたく、改めてお願い申し上げます。

<東愛知新聞より引用>

再発と風化防止強く訴え

豊橋章南中のボート死亡事故

教育長へ西野さん

野外活動中のボートが転覆し豊橋市立章南中学1年の西野花菜さん=当時12歳=が死亡した事故で、静岡検察審査会が引率責任者の元校長を不起訴にした静岡地検の処分を不当を議決したことを受け、犠牲となった花菜さんの父西野友章さんが8日、豊橋市役所を訪れ、山西正泰市教育長に再発防止と事件の風化防止を訴えるお願い書を提出した。

 事故は、2010年6月、浜名湖の静岡県立三ケ日青年の家(浜松市北区)で発生。静岡県警は13年2月、ボートをえい航した施設の元所長ら6人を業務上過失致死の疑いで書類送検。地検は昨年1月、元所長を在宅起訴した一方で、元校長ら5人を嫌疑不十分で不起訴とした。西野さんが今年4月、元校長の不起訴処分は不服として静岡検察審査会へ審査を申し立てて、10月6日付で議決された。

 この日、西野さんは議決書とお願い書を山西教育長に手渡し「校長が安全を確保する義務があると審査会も認めた。その点を十分に知らせ、常に意識を持ち、安全確保する義務があると伝えてほしい」と訴えた。

 山西教育長は「この事件は絶対風化させないと約束する。学校行事は校長の責任を意識した上で、子どもの安全を守ることを大前提に行うよう校長会でも話をする」と伝えた。

 その後会見した西野さんは「6年半前と今で、先生の意識がどう変わったのか、危機管理の施策はどうなっているのか、具体的に先生に対する検証を進めてほしい」と訴えた。9日には静岡地検へ申し入れを提出するという。

                    <引用おわり>

<中日新聞より引用>

風化防止と安全徹底を

ボート事故 花菜さんの父が要望

 浜松市の浜名湖で2010年、野外活動中のボートが転覆し、豊橋市章南中学校1年の西野花菜さん=当時(12)=が死亡した事故で、父の西野友章さんが8日、市役所を訪れ、事故の風化防止と安全管理の徹底を訴える要望書を山西正泰教育長に提出した。

 事故では、当時の校長が業務上過失致死容疑で静岡地検に書類送検されたが、不起訴になった。西野さんは静岡検察審査会に不服を申立て、今年10月6日付けで不起訴不当と議決された。

 西野さんは議決書とともに要望書を手渡し、「学校側は子供たちの安全確保義務があることを常に意識してほしい」よ要望。山西教育長は「子どもの命を学校が守るのは大前提」と応じ、9日に小中学校の校長が集まる会議で再発防止を呼びかけることを約束した。

 市役所で会見した西野さんは、議決について「学校の過失が認められなければ、再発防止につながらないと思っていた。国民の声として学校側には重く受け止めてほしい」と語った。市教委が、事故が起こった6月18日を「いのちの日」と定め、命の講話などを開いていることに触れ、「本来は学校側が危機管理を見直す日のはず。その姿勢がもう少し見えれば、私も安心する」と事故の風化を案じた。

                             <引用おわり>

<朝日新聞より引用>

風化・再発の防止を豊橋市教育長に訴え

浜名湖ボート事故遺族

 浜松市の浜名湖で2010年に起きたボート事故で、死亡した豊橋市立章南中学1年の西野花菜さん(当時12)の父親の友章さんが8日、山西正泰市教育長を訪れ、事故の風化を防ぎ、再発防止に努めることなどを求めた。

 静岡検察審査会が10月、当時の中学校長に対する再捜査を議決したことを受けた。審査会は「中学校の最高責任者の責任は重大」などと指摘し、校長の不起訴の妥当性について「再捜査が必要」との判断を示した。

 友章さんは「子どもの命を預かる現場の先生には、危機管理や安全意識を高める具体的な指導が必要。再捜査(の議決)を重く受け止め、事故の教訓として、日ごろの活動に生かしてほしい」と訴えた。

               <引用おわり>

<読売新聞より引用>

「命守る活動取り組んで」

娘失った父 豊橋市教育長に要望

 浜松市の浜名湖で2010年6月、訓練中のカッターボートが転覆し、豊橋市立章南中1年西野花菜さん(当時12)が死亡した事故で、父の友章さんが8日、豊橋市役所で山西正泰教育長に会い、「事故の記憶を風化させず、学校は子供たちの命を守る活動に取り組んでほしい」と改めて要望した。

 この事故では、静岡地検が昨年1月、訓練を行った「静岡県立三ケ日青年の家」の元所長を在宅起訴した一方、当時の校長ら5人は不起訴(嫌疑不十分)とした。西野さんの両親は今年4月、当時の校長の不起訴を不服として静岡検察審査会に審査を申し立て、同審査会は10月、元校長に対して「不起訴不当」と議決した。

 西野さんの要望に対し、山西教育長は「事故のことは絶対に風化させない。子供の命を守ることは大前提であり、そのことを校長会で伝える」と約束した。

 この後、記者会見した西野さんは「事故後、(教育委員会や学校の)組織や人も変わっていく中、学校の先生たちに、子供を守るための具体的な研修などをしっかり行ってほしい。遺族として事故のことをずっと発信していく」と話した。

 西野さんは9日には静岡地裁を訪れ、要望を伝えるという。

                                   <引用おわり>

<静岡新聞より引用>

遺族「事故防止徹底を」

浜名湖ボート転覆 静岡検審議決受け

豊橋教育長に要請

 2010年に浜名湖で県立三ケ日青年の家のボートが転覆し、死亡した愛知県豊橋市立章南中の西野花菜さん=当時12=の父友章さんが8日、業務上過失致死容疑で書類送検され、不起訴になった同校の元校長に対して静岡検察審査会が「不起訴不当」とする議決を10月に出したことを受け、同市教委に学校活動中の事故防止の徹底を求めた。

 山西正泰教育長と豊橋市役所で面会した。議決は「元校長は当時、学校の最高責任者として生徒の安全を確保する具体的義務を負っていた」などと指摘していることを説明。「引率責任は大きい。課外活動では校長や教員が主体的に生徒らの安全を確保するよう徹底してほしい」と訴え、議決書の複写を手渡した。

 山西教育長は「子どもの安全を大前提に活動する」と述べ、小中学校の校長に9日に開かれる校長会で伝える意向を示した。

 友章さんは9日には静岡地検に対して、静岡検察審査会の議決を踏まえた再捜査を申し入れる。

               <引用おわり>

<毎日新聞より引用>

浜名湖事故遺族 

再発防止を要望  豊橋市に

 浜松市の浜名湖で2010年6月に校外学習中のボートが転覆し、豊橋市立章南中1年の西野花菜さん(当時12)が水死した事故で、遺族が8日、豊橋市役所を訪れ、事故の風化と再発の防止に取り組むよう要望した。

 花菜さんの父友章さんが、山西正泰教育長に要望の文書などを手渡した。山西教育長は「事故は全体に風化させない。子供たちの安全を大前提に校長会で伝えていく」と話した。提出後に記者会見した友章さんは「事故の教訓として学校側の危機管理がどう変わったのか、具体的な取り組みが見えてこない」と訴えた。

 遺族は今年4月、引率した当時の校長を不起訴とした静岡地検の処分を不服として、静岡検察審査会へ審査を申し立てた。同10月、同審査会は静岡地検の処分を不当と議決し、地検が再捜査している。

               <引用おわり>

☞2010年ー2017年

遺族の活動

☞2015年11月

刑事裁判 判決文